初心者から占い師になるには?3つのステップやおすすめの占術もご紹介

初心者から占い師になるには?3つのステップやおすすめの占術もご紹介

記事作成日:2025.04.09

「占い師になってみたいけれど、自分にもできるのか不安」と感じる人は少なくありません。
しかし、実は占いの世界は特別な才能が必要なものではなく、学び方や進め方によって誰でも目指すことが可能です。

自分に合った占術を選び、コツコツと経験を積んでいけば、自信を持って人に寄り添える占い師として活動できるようになるでしょう。
そこでこの記事では、占い師になるためのステップや仕事のスタイル、占術の選び方などをわかりやすく紹介しています。

占いを仕事にしていきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

占い師になるには?

1-1STEP1.占術を身に付ける

占い師として活動するためには、まず「占術(せんじゅつ)」を学ぶことがスタートラインです。

占術にはいろいろな種類があり、タロットカード、西洋占星術、数秘術、手相、四柱推命など、それぞれに特徴や魅力があります。
最初はあれもこれもと気になってしまうかもしれませんが、まずはひとつ、自分が「面白そう!もっと知りたい」と思えるものを選んでみましょう。

学び方も人それぞれで、本やYouTube、SNSで独学する人もいれば、通信講座や対面スクールでしっかり基礎から学ぶ人もいます。
最近では初心者向けのオンライン講座や、SNSで活躍する現役占い師の発信から学ぶこともできるので、興味のあるテーマに触れる機会はたくさんあります。

学びながら自分を占ってみたり、日々の出来事と照らし合わせていくことで、少しずつ知識が増えていくでしょう。
身に付けた占いの知識は、人との対話を深めたり、自分自身の内面を見つめるヒントにもなるはずです。

1-2STEP2.副業で始めてみる

ある程度占術に慣れてきたら、次は副業として占いを少しずつ実践していくステージに移ってみましょう。
いきなりプロとして本格的に活動するのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、身近な人を占ってみるだけでも大きな一歩です。

例えば、友人や家族に「占わせてもらっていい?」とお願いして感想をもらったり、SNSで「今日の一枚」としてタロットカードのメッセージを投稿してみたりするのもおすすめです。
少しずつ人に向けて占いを届けていくことで、自信や経験が積み上がっていくでしょう。

最近では、電話占いやチャット占いのアプリに登録し、自宅から副業として鑑定を始める方も増えています。
相談者からのリアルな反応を受けながら占いを行うことで、自分の得意分野や、もっと学びたいことが見えてくるはず。
副業としてなら、本業とのバランスも取りやすく、安心してステップアップできますよ。

1-3STEP3.占い師として独立する

副業である程度の経験と自信がついてきたら、「占い師として独立する」という選択肢も見えてきます。
独立といっても、やり方は人それぞれ。占い館に所属する、フリーランスとして活動する、イベントで出店する、オンラインで鑑定を受け付けるなど、働き方はさまざまです。

近年ではオンライン鑑定の需要が高まっており、SNSやホームページを活用して自分のスタイルで活動する占い師も増えています。
文章での鑑定や音声鑑定、zoomでのセッションなど、顔を出さなくても信頼関係を築く方法はたくさんあります。

独立後は、占いのスキルだけでなく「お客さんとのやり取り」もとても大切です。丁寧な返信や予約管理、言葉選びなど、ちょっとした心配りが信頼につながり、リピーターが増えるきっかけになるでしょう。
もちろん最初から完璧である必要はありませんが、「自分らしい対応」を大事にしていくと、自然と心地よい鑑定スタイルができていくはずです。

「好き」を仕事にするのは簡単なことではありませんが、それを叶えた先には、やりがいや喜びが待っています。
占い師としての道は、自分の感性と向き合いながら成長していける魅力的な世界です。

占い師として働く3つの魅力

2-1自分のペースで働ける自由さ

占い師という仕事の魅力のひとつは、時間や場所に縛られない「自由な働き方」ができることです。
毎日決まった時間に通勤する必要もなく、自宅やカフェ、旅先など自分の好きな場所で活動できます。
最近はオンライン鑑定の需要が増えているため、電話やチャット、ビデオ通話を使えば、日本中、そして海外に住む方ともつながれる時代になっています。

例えば、「午前中は家の用事をして、午後だけ鑑定を受ける」「週末だけ占いの仕事をする」「月に数回イベント出店する」など、自分のライフスタイルに合わせて働き方を調整できるのは大きな魅力でしょう。
体調や気分に合わせてペースを変えられるので、無理なく続けていくことができますよ。

また、子育てや介護、本業との両立が必要な人にとっても、フレキシブルに働ける占い師の仕事は、とても相性が良いです。
「今日は少しだけ活動したい」「今月は多めに頑張りたい」など、家庭の都合に合わせて働けるのは、嬉しいポイントでしょう。

2-2誰かの心に寄り添えるやりがいがある

占い師の仕事の本質は、「相談者の心に寄り添うこと」にあります。
未来をズバリ当てるだけが占いではなく、不安や迷いで前に進めない人の背中をそっと押してあげるような存在。それが占い師です。

相談に来る方の中には、誰にも話せない悩みを抱えていたり、「ただ話を聞いてほしい」と感じている方も多くいます。
そんなときに、占いを通して「大丈夫ですよ」「あなたらしく進んでいいんだよ」と伝えることで、ふっと表情がやわらぎ、笑顔がこぼれる瞬間があります。

「話を聞いてもらえて気持ちが軽くなった」「一歩踏み出す勇気が出た」そんな感想をもらえると、占い師としての喜びややりがいを強く感じられます。
占いは、自分の学んだ知識や感覚、言葉の選び方が誰かの心を支える力になる仕事です。

占いを通して人の力になれる感覚は、一度味わうと忘れられない魅力のひとつでもあります。

2-3年齢や経験が強みに変わる

占い師の世界では、年齢やこれまでのキャリアが「強み」になります。
例えば、会社員として働いた経験、家庭での役割、恋愛や人間関係での悩み、挫折や再出発…そんな一つひとつの人生経験が、鑑定に深みを与えてくれます。

また、占いの世界には「定年」がありません。何歳からでも始められて、何歳になっても続けられる仕事です。
実際に、60代や70代になってから占い師として活躍を始める方も珍しくなく、「人生経験を活かせる仕事」としても選ばれています。

年齢を重ねた分だけ言葉に説得力が出てくるので、「今の自分だからこそ伝えられるメッセージ」がきっとあるはず。
占い師という仕事は、自分の過去や生き方そのものが誰かの支えになる、そんな可能性に満ちた仕事でもあるのです。

占い師になるための勉強方法

3-1自分のペースで進められる「独学」

まずは手軽に始められる方法として、独学がおすすめです。
本やYouTube、ブログ、SNSなど、今では無料・低価格で学べる教材がたくさんあります。
特にタロットカードや西洋占星術などは、独学で始めやすい占術のひとつ。まずは興味のあるジャンルを選んで、毎日少しずつでも続けていくことが大切です。

独学の良いところは、時間や場所にとらわれず、自分のペースで気軽に学べること。「今日は10分だけ」「寝る前に1枚カードを引いてみよう」など、生活に自然に取り入れられるのが魅力です。

ただし、途中でつまずいた時に質問できる相手がいないと、少し不安になることも。そんなときはSNSで占い仲間とつながったり、無料の勉強会に参加してみるのも良いでしょう。

3-2しっかり基礎から学べる「スクール」

本格的に占いを学びたい方や、将来占い師として活動したいと考えている方には、スクールに通うという選択肢もあります。
占い専門のスクールやカルチャーセンターでは、占術の基本から応用まで段階的に学べるカリキュラムが用意されています。
講師から直接フィードバックをもらえるのも大きなメリットでしょう。

スクールでは実際の鑑定練習やグループワークがあることも多く、人との関わりの中で学びを深められるのも魅力のひとつ。
「ひとりで続けられるか不安…」という方にも向いています。

また、修了後に認定証や資格が発行されるところもあり、自信を持って活動を始めたい方にとっては大きな励みになるでしょう。
独学に比べると費用はやや高めですが、「きちんと学びたい」という気持ちが強い方にはぴったりです。

3-3マンツーマンで学べる「個人レッスン」

もっと自分のペースやレベルに合わせて学びたいという方には、現役の占い師から直接教えてもらう「個人レッスン」もおすすめです。

マンツーマンなのでわからないことをその場で質問できたり、自分の興味や目的に合わせた内容で学べるのが大きな魅力。
例えば「タロットの読み方を深めたい」「実際の鑑定の進め方を知りたい」といった具体的なリクエストにも応じてもらいやすいです。

また、学びながら占い師としてのマインドや雰囲気、言葉の選び方なども自然と身に付きやすいのがポイント。
講師との相性も大切なので、体験レッスンがあればまず一度試してみるのがおすすめです。

料金は1回ごとに設定されていることが多く、都合に合わせて受講しやすいのもメリットのひとつです。

占い師の仕事をする方法

4-1対面占い

対面占いは最も一般的な占いスタイルで、直接お客様と顔を合わせて占う方法です。
占いの内容だけでなく、占い師の雰囲気や言葉遣い、表情など、すべてが影響を与えるため、リラックスできる空間作りが大切になります。

対面での鑑定は、お客さんとリアルタイムでやり取りをしながら進めるため、細かなニュアンスを読み取ることができ、より深いアドバイスを提供できる点が魅力です。

また、相談者からの反応をすぐに感じ取れるので、安心感を与えたり、少しアドバイスを調整したりすることも可能です。
占い師としての信頼を積み上げやすいスタイルでもあり、長期的にリピーターを作りやすいメリットもあります。
占いの場所としては、占い館や自宅、イベント会場などが一般的です。

4-2電話占い

電話占いは、直接会うことなく、電話を通じて占いを行うスタイルです。
特に忙しい方や遠距離の相談者にとって便利な方法で、気軽に占いを受けてもらうことができます。

電話占いのメリットは、占い師と顔を合わせることなく、相談者がリラックスしやすいことでしょう。
電話だと、顔を見られない分相談者が本音を話しやすい場合も多く、プライバシーが守られるという点でも人気です。

また、電話占いの多くは時間単位で料金が設定されているため、短時間でサクッと相談したい方にとっても便利です。
占い師側は自宅などからリモートで仕事ができるため、生活スタイルに合わせて仕事ができる点も大きな利点です。

電話占いは、全国・世界中どこからでも利用できるため、より広い範囲のお客さんにアプローチできるチャンスがあります。

4-3チャット占い

チャット占いは、テキストを使って占いを行うスタイルです。最近では、SNSのメッセージ機能や専用の占いアプリを通じて、リアルタイムで相談を受けることができます。

チャット占いはやり取りが非対面であるため、対面や電話と比べてお客さんがより気軽に相談しやすい良さがあります。
特に、会話で伝えることが苦手な方にとって、テキストで占いができるのは大きなメリットでしょう。

また、チャット占いでは、メッセージをやり取りしながらじっくりと占いを進められるため、緊張感なく自然に会話を進めやすい点も魅力です。
占い師としても無理なく続けやすいスタイルで、時間や場所を選ばずに仕事ができるので、特に空き時間を活用して仕事をしたい方にはおすすめです。

文字でやり取りをすることで、丁寧にアドバイスを送ることができるほか、相談者が後から見返せるメリットもあります。

これから占い師を目指す人におすすめの占術

5-1西洋占星術

西洋占星術は、生まれた瞬間の星の配置(ホロスコープ)をもとに、その人の性格や才能、運勢を読み解く占術です。
12星座や惑星の意味だけでなくチャート全体のバランスを読むため、少し勉強量は多いかもしれませんが、その分奥深さが魅力。
コツコツ学ぶのが好きな人や、言葉で丁寧に説明するのが得意な方にぴったりです。

占星術は恋愛運や仕事運、人生の流れなど幅広いテーマに対応できるので、相談内容に合わせた読み解きがしやすいのも特長です。
また、一度ホロスコープを作れば、その人の本質がずっと読み取れるため、長期的な視点でのアドバイスもしやすいです。

最近ではアプリや無料のチャート作成ツールもあるので、初心者でも取り組みやすくなっています。

5-2タロットカード

タロットカードは、78枚のカードから今の状況や未来のヒントを読み解く占術です。
絵柄からメッセージを感じ取りながら展開するため、直感を大切にしたい人にはぴったり。覚えるカードの枚数は多いですが、それぞれにストーリーがあり、少しずつ意味を理解していく過程にも楽しさがあります。

タロットカードは「今どうすればいいか?」「相手はどう思っている?」など、具体的な悩みに寄り添いやすく、リアルタイムでのアドバイスがしやすいのも魅力。
タロットは占った結果がすぐに出るため、相談者と一緒に状況を整理したり、選択肢を見つけたりしやすいツールです。

また、カードの引き方やスプレッドの種類も豊富で、自由度が高いのも魅力。自分の世界観を反映しやすく、占い師としての個性を出したい方にもおすすめです。
カードを通して心の奥にある気持ちに寄り添うタロットは、占い初心者にも人気の高い占術です。

5-3手相

手相は、手のひらに現れる線や丘(ふくらみ)を読み取り、その人の性格や人生の傾向を占う方法です。
特別な道具がいらず、手のひらを広げることができればどこでも占える手軽さが魅力。対面でもオンラインでも活用できるので、学んでおくととても重宝する占術です。

手相は、ぱっと見てわかりやすいため初心者にも親しみやすく、相談者とのコミュニケーションも弾みやすいです。
また、時間とともに変化するため、今の状態や流れを読み取ることも可能。未来に向けたアドバイスがしやすく、実践にもつなげやすいのが特徴です。

さらに、性格・恋愛・仕事・健康など幅広いテーマを見られるため、どんな相談にも対応しやすいのもポイント。
占いイベントやカフェでの鑑定などカジュアルな場でも活用しやすく、気軽に始めたい方にはぴったりの占術だと言えるでしょう。

占い師になるには資格取得もおすすめ

占い師として活動するうえで、占術のテクニックを磨くことはもちろん大切ですが、それと同じくらい重要なのが「相談者からの信頼を得ること」です。
どれだけ上手に占えても、「この人に相談して大丈夫かな?」と思われてしまっては、本来の力を発揮しきれません。

そんなとき、自分のスキルや知識を客観的に証明できる「資格」はとても心強い味方になります。資格を持っていることで、初めての相談者にも安心感を与えることができ、「この人はしっかり学んでいる人なんだ」と信頼してもらいやすくなるのです。

ここでは、これから占い師を目指す方におすすめの、代表的な占術資格を3つご紹介します。興味のある分野から、ぜひチェックしてみてくださいね。

6-1西洋占星術士資格

日本占い師協会の西洋占星術士資格は、ホロスコープの読み解きや惑星・サイン・ハウス・アスペクトといった基本原理をしっかり学んだことを証明する資格です。
西洋占星術の奥深い世界に触れながら、個人の性格や運勢を読み解くスキルを身に付けることができます。

資格取得後は占星術コンサルタントとしてセッションを提供したり、講座やワークショップを開いたりと、幅広い活動が可能になります。
占星術に興味があり、理論的にしっかり学びたい方におすすめの資格です。

6-2タロットカード士®資格

日本占い師協会のタロットカード士®資格は、カードの意味や正位置・逆位置の解釈、スプレッドの使い方など、タロットに必要な知識と技術を体系的に学べる資格です。
大アルカナ・小アルカナの世界観を深めながら、的確なリーディング力を養えます。

この資格を持っていることで、タロットリーディングを仕事として活動する際の信頼度がアップ。
イベント出店やオンライン鑑定など、実践的な場でも堂々と活動できます。感覚だけでなく、しっかり理論も学びたい方にぴったりです。

6-3パームリーディングアドバイザー®資格

日本メディカル心理セラピー協会のパームリーディングアドバイザー®資格は、生命線や運命線など、主要な線の見方に加えて、丘の意味、手全体のバランスの読み取り方、指の開き方など、幅広い知識を習得できます。

この資格は、趣味として手相を学びたい人から本格的に占い師として活動したい人まで、幅広く人気があります。
イベントや対面鑑定での活用はもちろん、他の占術と組み合わせてオリジナルな鑑定スタイルを作ることも可能です。

まとめ

今回は、占い師になる方法について詳しく解説しました。

占い師になるための道のりは、ひとつだけではありません。自分に合った占術を選び、無理のないペースで学びながら、少しずつ経験を積んでいくことが大切です。
占い師の働き方も多様で、対面やオンラインなど自分らしいスタイルを見つけることができます。

誰かの気持ちに寄り添いたい、言葉で力を届けたいという気持ちがあれば、きっと占い師としての一歩を踏み出せるでしょう。
今回の記事を参考に、自分のペースで占い師としての道を目指してみてくださいね。

日本メディカル心理セラピー協会編集部
心理カウンセラーやカラーセラピーやカウンセリング、整体、リンパケアセラピスト、占い等多岐に渡る資格を認定する日本メディカル心理セラピー協会編集部が運営するコラムです。仕事やプライベートでも役立つ資格が取得できます。ライフスタイルに合わせて柔軟に学べる点が魅力です。
日本メディカル心理セラピー協会
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