鉱石セラピストとして、宝石に関する基本的な知識を有していることを認定されます。
宝石の基礎知識、宝石の歴史、宝石の種類、宝石の色、宝石のカットの方法、宝石の加工・処理の方法、例えばブリリアンカットやステップカット、アンカットダイヤモンド、含侵処理、着色処理など、宝石に関する幅広い知識を有していることが証明されます。
資格取得後は、鉱石セラピストとして活躍でき、自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができます。
受験資格 | 特になし |
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受験料 | 10,000円(消費税込み) |
受験申請 | インターネットからの申込み |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
検定試験日程 | 以下参照 |
鉱石は、自然界に2500種類以上あると言われています。それらの鉱石の中で特に美しくかつ希少価値のあるものが宝石と呼ばれており、宝石として使われるのは100種類程です。そのうち特に価値が高いものとみなされるのは、わずか16種類位です。
宝石には象徴する色があります。例えばダイヤモンドは無色透明、ルビーは赤、サファイアは青という色が特徴です。これらの色はその宝石自体の唯一の色と思われがちですが、実は複数の色が存在する宝石もあります。例えば色のついたカラーダイヤモンドでは、ブラック、ブルー、レッド、ピンクのダイヤモンドがあるのはご存じでしょうか。無色透明のはずのダイヤモンドに色がついたのは、結晶構造の歪みや外部の影響で色が変化したと考えられています。ダイヤモンドは、その産出量が少ないため宝石の中でも希少価値が高く、世界で一番硬い鉱石で傷がつきにくいことで知られています。4月の誕生石で、永遠の絆、純潔などの石言葉からもダイヤモンドの気高さが感じられます。赤色が特徴のルビーは紅玉とも呼ばれており、ダイヤモンドに次ぐ人気の高い宝石です。7月の誕生石で、石言葉は情熱、純愛など。燃えたぎるような赤色を象徴するものです。透き通るような青色が美しいサファイアは青玉とも呼ばれる9月の誕生石です。石言葉は誠実、慈愛などやさしさを表す青色を象徴しています。
鉱石は、鉱物や岩石が混在しているものです。その中で資源として有用な鉱物を含んでいるものを、金鉱石、銀鉱石、銅鉱石という名前で呼んでいます。最近良く聞くことがあるレアメタル(コバルト、ニッケルなど)も鉱石です。水晶やアメジストは、人間に有用な資源ではないので、鉱石と呼ぶよりも、鉱物と呼ぶのが正しいのでしょう。
宝石とは、そのままでは価値の低い鉱石に、カットや研磨を施すことで、美しく磨き上げたものです。つまり、美しい宝石も、もとはそれほどきれいではない鉱石なのです。
鉱石が宝石になるためには、以下の3つの要件を満たさなければなりません。
1.色が美しく、透明度がある
2.硬度があり、衝撃に強い、耐火性がある
3.産出量が少なく、希少性が高い
ちなみに、赤い色のルビーと青い色のサファイアは、元々コランダムという同じ鉱石から生まれたものです。コランダムの結晶の中に含まれている不純物により色がつき、赤くなったものがルビー、青く色がついたものはサファイアとなりました。
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