【2024最新版】ヨガインストラクターが取るべき資格は?取得方法もご紹介

【2024最新版】ヨガインストラクターが取るべき資格は?取得方法もご紹介

記事作成日:2024.07.01
【2024最新版】ヨガインストラクターが取るべき資格は?取得方法もご紹介

ヨガインストラクターとして働くためにライセンス・資格は必要ありませんが、クライアントや生徒から信頼を得るためには資格を持っているかどうかが重要になってきます。昨今はヨガの人気の高まりから、ヨガ関連の資格が増えているため、「どのライセンス・資格が良いのか分からない」という声も聞かれます。本記事では、ヨガインストラクターとして活躍するためのおすすめのライセンス・資格や、その取得方法などについて解説してきます。

目次

ヨガインストラクターって?

【見出し】ヨガインストラクターって?

ヨガインストラクター(ヨガ講師)とは、自らヨガを実践するとともに、ヨガの魅力や楽しさ、実践方法を多くの人に伝える職業です。 ヨガインストラクターは、一人ひとりの生徒の年齢や運動能力、健康状態などに応じたレッスン内容を考え、それに合わせた指導をおこなうことで、安全かつ楽しくヨガを実践できる環境を整えます。ヨガのポーズや正しい呼吸法はもちろん、ヨガの思想や哲学なども含め、生徒に分かりやすく教えるのがヨガインストラクターの役割です。

1-1ヨガインストラクターにライセンスや資格は必要?

ヨガインストラクターになるために、ライセンスや資格は必要ありません。ヨガを教えることができる人なら、誰でも「ヨガインストラクター」を名乗って活動することができます。ただ、ヨガインストラクターとしてヨガスタジオで働く場合も、自らヨガスタジオを開設する場合も、ライセンス・資格を取得していると大きなアドバンテージになります。 ライセンス・資格を持っていることで、ヨガに関する一定の知識・スキルを有している証明になります。そのため、ヨガインストラクターを採用するスタジオも、ヨガレッスンを受ける生徒も、ヨガインストラクターのライセンス・資格を重視しています。信頼されるヨガインストラクターになるためには、ライセンス・資格の取得を通してヨガに関する専門性を習得することが大切です。

ヨガのライセンス・資格を取得するメリットは3つ

【見出し】ヨガのライセンス・資格を取得するメリットは3つ

ヨガのライセンス・資格を取得する主なメリットとしては、以下の3点が挙げられます。 ・より深くヨガの知識・スキルを学べる ・働くヨガスタジオの選択肢が増える ・独立・開業のアドバンテージになる

2-1より深くヨガの知識・スキルを学べる

一般的に、ライセンス・資格を取得するプロセスでは、体系的に整理されたカリキュラムに沿って学習を進めるため、ヨガに関する知識・スキルを効率良く身に付けることができます。ヨガのポーズや呼吸法だけでなく、ヨガの哲学や歴史、解剖学や生理学に関する知識なども包括的に学ぶことができます。 加えて、ヨガインストラクターとしての効果的な指導方法や生徒とのコミュニケーション方法、グループレッスンの進め方など、現場で役立つノウハウも習得することができます。ライセンス・資格の取得を通して、質の高いヨガレッスンを提供するための基盤を築くことができるでしょう。

2-2働くヨガスタジオの選択肢が増える

ヨガインストラクターとしてヨガスタジオで働くために、ライセンスや資格は必要ありません。ですが、ヨガスタジオ側からすると、知識・スキルのレベルが分からない人を採用するのは躊躇するはずです。その点、ヨガのライセンス・資格を持っていれば一定の知識・スキルを備えていることの証明になるため、採用されやすくなります。 実際に、ライセンス・資格を持っていることを応募条件の一つにしているヨガスタジオも少なくありません。ヨガのライセンス・資格を取得することで、働くヨガスタジオの選択肢が広がるでしょう。

2-3独立・開業のアドバンテージになる

ヨガインストラクターを目指す方のなかには、将来、独立して自分のヨガ教室を開設することを目標にしている方もいらっしゃるでしょう。また、フリーランスのヨガインストラクターとして、出張ヨガやオンラインヨガ、企業の福利厚生プログラムなどで活躍することをイメージしている方もいるかもしれません。 こうした方にとって、ヨガのライセンス・資格を持っていることは大きなアピールポイントになります。ライセンス・資格があると信頼性が高まり、クライアントや生徒から選ばれやすくなるほか、自分でヨガ教室を開く場合も集客しやすくなります。

ヨガインストラクターのライセンス・資格の種類

ヨガに関するライセンス・資格はたくさんあります。そのなかでも、ヨガインストラクターとして働く際にアドバンテージとなる主なライセンス・資格についてご説明します。

3-1ヨガライフセラピスト®

ヨガライフセラピスト®は、基本的なヨガのポーズはもちろん、ヨガの基本呼吸法である腹式呼吸や、様々な種類のヨガに関する知識・スキルを習得している人に与えられるライセンス・資格です。 ヨガライフセラピスト®のライセンス・資格を取得するためには、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が主催する試験に合格する必要があります。試験では、ヨガに関する理解度だけでなく、心理学的な知識も問われます。試験に合格することで、信頼性の高いヨガインストラクターとして活動することができます。

3-2ヨガインストラクターjp®

ヨガインストラクターjp®は、ヨガの起源や歴史、語源などの基礎知識を有しており、30以上のヨガポーズとその意味を理解している人に与えられるライセンス・資格です。 ヨガインストラクターjp®のライセンス・資格を取得するためには、日本インストラクター技術協会(JIA)が主催する試験に合格する必要があります。試験に合格することで、ヨガインストラクターとして、ヨガ教室やカルチャースクールで生徒に効果的な指導ができるようになります。

3-3全米ヨガアライアンス

全米ヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、世界的に知名度の高い非営利のヨガ団体です。質の高いヨガインストラクターを養成するためのカリキュラム基準を定め、認定ヨガ指導者などの登録をおこなっています。 世界70ヶ国以上で、ヨガインストラクターとして活躍できる共通ライセンス「RYT200」「RYT500」を提供しています。RYT200は、200時間のヨガ講師養成プログラムを修了したヨガインストラクターに与えられるライセンス・資格で、日本でも取得する人が増えています。

3-4ヨガインストラクター資格(AJYAライセンス)

AJYAライセンスは、一般社団法人 全日本ヨガ協会が認定するライセンス・資格です。初心者でも知識と身体の両面から深くマスターできるようにカリキュラムが組まれており、資格は3級・2級・準1級・1級の4つのレベルに分かれています。 ヨガに必要な基礎をしっかり身に付け、さらには指導者として必要なスキルを自分のものにできるカリキュラムになっています。AJYAライセンスの取得後は、認定教室や認定スクール・特別認定スクールを開設することも可能です。

ヨガインストラクターにおすすめのライセンス・資格はどれ?

ヨガインストラクターを目指す人におすすめしたいライセンス・資格が、ヨガライフセラピスト®です。ヨガライフセラピスト®の資格取得を通して、ヨガの基礎知識やルール、呼吸法やポーズなどを包括的に身に付けることができます。体のメンテナンスや心のコントロール、自律神経の調整など、自身の生活に役立つのはもちろん、ヨガインストラクターとして、スタジオやスクールで自信を持って教えられるようになるでしょう。

ヨガインストラクターのライセンス・資格を取得する方法3選

独学でもヨガインストラクターのライセンス・資格を取得することはできますが、あまり現実的ではありません。以下のいずれかの方法で資格取得を目指すのが一般的です。 ・ヨガスタジオで養成講座を受ける ・スクール・専門学校に通う ・通信講座で学ぶ

5-1ヨガスタジオで養成講座を受ける

ヨガインストラクターのライセンス・資格を取得するために、ヨガスタジオで提供されている養成講座を受講する人は少なくありません。全国には数多くのヨガスタジオがあるため、まずはそのなかから、インストラクター養成講座を開催しているスタジオを探す必要があります。その際は、地方の小規模なヨガ教室ではなく、大手のヨガスタジオの養成講座を受講することをおすすめします。大手のヨガスタジオのほうが質の高いカリキュラムが用意されており、包括的に知識・スキルを習得することができます。また、ライセンス・資格取得すると、信頼性のある認定証が授与されます。

5-2スクール・専門学校に通う

ヨガインストラクターのライセンス・資格を取得する方法として、スクール・専門学校での学ぶ方法もあります。ヨガインストラクターを養成しているスクール・専門学校はカリキュラムが充実しており、ヨガの基礎から応用、指導法まで幅広くカバーしています。学習環境も整っているため、ヨガインストラクターとして必要な知識・スキルをスムーズに習得することができます。 また、同じ志を持つ仲間に出会えるのも、スクール・専門学校に通うメリットの一つです。仲間がいれば、分からないことなどを相談しながら学習を進められるため、途中で挫折することも少なくなります。

5-3通信講座で学ぶ

ヨガインストラクターのライセンス・資格を取得するためには、通信講座で学ぶのも有効です。通信講座では、自宅に送られてくるテキストやDVDなどの教材で学んだり、オンラインで講座を受講したりします。 通信講座の最大のメリットは、自分のペースで学習できることです。仕事をしている方も、家事・育児で忙しい方も、自分のライフスタイルに合わせてヨガの学習を進めることができます。ただし、通信講座は一人で学習するものなので、モチベーションの維持が難しいと言われることもあります。1日15分でも30分でも良いので、できるだけ毎日、学習時間を確保することが挫折しないポイントです。

ヨガインストラクターの働き方は3つ

ライセンス・資格を取得した後のヨガインストラクターの働き方は、主に以下の3つが考えられます。 ・正社員・パートで働く ・フリーランスとして業務委託で働く ・自分のヨガスタジオを開設する

6-1正社員・パートで働く

ヨガインストラクターの働き方の一つは、ヨガスタジオなどに正社員・パートとして勤務することです。ライセンス・資格があれば、未経験者でも採用されやすくなります。正社員として働く場合は、生徒と長期的な関係を築くことができます。パートの場合は、スケジュールに合わせて柔軟に働くことができ、他の仕事や家庭と両立しやすいのがメリットです。

6-2フリーランスとして業務委託で働く

ヨガインストラクターの働き方として、フリーランスとして業務委託で働くパターンもあります。ヨガスタジオなどに所属しながらも、個人事業主としてヨガレッスンを提供します。仕事の範囲やスケジュールを自由に調整できるのが、フリーランスの大きなメリットです。複数のヨガスタジオやクライアントと契約を結ぶことで、高収入を狙うことも可能です。

6-3自分のヨガスタジオを開設する

ヨガインストラクターのなかには、独立して自らスタジオを開設する人もいます。自分のスタイルを反映させた理想のスタジオを運営できるのは、独立・開業の大きな魅力です。ただし、経営者としてマーケティング戦略の立案やコストの管理、スタッフのマネジメントなどが求められるため、ヨガ以外の部分で知識・スキルを磨く必要があります。

ヨガインストラクターの年収はどれくらい?

求人情報専門検索エンジンのIndeed(インディード)によると、日本でのヨガインストラクターの平均給与は次のようになっています。 ・時給:1,736円 ・日給:21,695円 ・月給:350,543円 ・年収:4,951,048円 ※参考:日本でのヨガインストラクターの平均給与|求人情報専門検索エンジンindeed(2024年6月10日更新) https://jp.indeed.com/career/%E3%83%A8%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC/salaries?from=top_sb カカクコムが運営する求人に特化した検索エンジン「求人ボックス」によると、ヨガインストラクターも含んだ「インストラクター」の平均年収は354万円となっています。全体の給与幅は279万円〜630万円と幅広く、勤務先や経験・スキルによって大きな差があることが窺えます。また、アルバイト・パートの平均時給は1,106円、派遣社員の平均時給は1,488円となっています。 ※参考:インストラクターの仕事の平均年収は354万円|求人ボックス(2024年4月30日) https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6

ヨガインストラクターに向いている人はどんな人?

次のような人は、ヨガインストラクターに向いていると言われます。

8-1ヨガを習っている人

すでに趣味としてヨガを習っている人は、ヨガインストラクターに向いています。特に長年、ヨガを続けている人であれば、ヨガに関する知識・スキルは一定以上、習得できているため、「インストラクター」として指導する技術を身に付ければ、比較的スムーズにヨガインストラクターとして働くことができるでしょう。

8-2体質を改善したい人

体質改善を図りたいと考えている人も、ヨガインストラクターに向いていると言えます。たとえば、ヨガは深い腹式呼吸やストレッチによって血液の循環を良くするため、冷え性の緩和に効果があるとされています。また、ヨガのポーズによってインナーマッスルが鍛えられることで基礎代謝が向上し、太りにくい体質になるとも言われています。このように、ヨガを始めることで体質の改善が期待できるため、より健康的に暮らせるようになります。

8-3体の歪みに悩んでいる人

体の歪みに悩んでいる人も、ヨガインストラクターに向いています。ヨガのポーズは体の歪みを矯正し、姿勢を良くする効果があると言われます。短期間で効果を実感できるものではありませんが、ヨガインストラクターとして日頃からヨガを実践することで、徐々に改善されていくでしょう。体の歪みが改善され姿勢が良くなると、腰痛や肩こりが緩和されたり、疲れにくくなったり、免疫力が向上したりするなど、様々な好影響が期待できます。

ヨガのライセンスを取得するなら日本メディカル心理セラピー協会で!

日本メディカル心理セラピー協会は、心のケアを中心とした各種スキルが一定以上の水準に達していることを認定する団体です。ヨガ関連では、ヨガインストラクターを目指す方のため、「ヨガライフセラピスト®」の資格認定をおこなっています。

まとめ

日々の忙しさやストレスに追われる現代社会において、心と体をリフレッシュできるヨガに注目が集まっています。ヨガインストラクターは、多くの人々にヨガの魅力を伝え、心身の健康をサポートする仕事です。ヨガを愛する方や、趣味としてヨガを楽しんでいる方は、ヨガインストラクターのライセンス・資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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