ピラティスを始める時に必要な道具と効果

ピラティスを始める時に必要な道具と効果

記事作成日:2024.06.11
ピラティスを始める時に必要な道具と効果

全世界で人気のピラティス。減量のためのダイエットのみならず、体幹を鍛えたり、姿勢を良くしたりすることができることで有名です。そして、リハビリとしての用途もあり、幅広い年齢やレベル、そして幅広い用途があります。
ピラティスにはマット上で行うマットピラティスと、専用器具を使ったマシンピラティスの2種類があります。マットピラティスはご家庭でもできますし、道具もスポーツ店で手軽に購入することができます。
専用器具は、ご家庭でも購入できるものもありますが、大抵は大型器具のためピラティススクールなどで使用することが可能です。
今回は、初心者の方がピラティスで使用する道具や器具についてご紹介していきます。

目次

ピラティスの道具・器具

1-1ピラティスはリハビリ目的

ピラティス・メソッドはドイツ人従軍看護師だったジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが第一次世界大戦中の4年間に開発したエクササイズ法で、ベッドのマットレスに使われていたスピリングなどを使用して患者の体をサポートしながらリハビリ、そしてエクササイズできるようにしました。
これは、現在でも「キャデラック」と呼ばれているベッド型器具として使われています。これらの理由から、リハビリや高齢の方の運動目的に積極的に取り入られるようになりました。

1-2ストレッチ、筋肉強化のサポートをする

このリハビリから、さらに有名になったピラティス・メソッドは、次第にプロのダンサーやプロアスリート にも広まって行きました。それは、リハビリのみならず、体幹とインナーマッスルの強化、筋力強化、柔軟性の向上など様々な分野での効果が期待できると、人々の中で理解が深まったからです。

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ピラティスに必要な道具

2-1マットは最初に用意したいもの

ピラティスを始めたいと思っている方は、まずはマットを購入しましょう。
バランスを取ることが多いヨガと違い、ピラティスはマットの上で転がったり横になったりと動きが多いエクササイズのため、マットが薄いと体に負担を与え、さらに体を強化するためのエクササイズのはずが負傷に繋がりやすくなります。
マットには様々な厚みがありますし、初心者の方はどれを選んでいいかわからないことも多いかと思います。以下がマットを選ぶ際のヒントです。

2-2ヨガで使うマットより厚めのものを選ぶ、6mmが人気

ヨガでも、初心者は6mmぐらいのマットの厚さから始めるため、ピラティスはそれ以上の厚さのものを選ぶと良いでしょう。ただし、厚くなればなるほど、マットも重くなりかさばるので、持ち運びには不便です。そのため6mmから8mmぐらいの厚さがとても人気です。

2-3ヨガマット

安いマットになるとグリップが効かず、汗をかくと滑りやすくなるマットもあります。滑ることでバランスを崩し手首を痛めたり、または思っているところとは違うところに力が入ったりして、痛める可能性が出てきます。
ピラティスは手に汗をかきやすくなるエクササイズなので、こういった負傷を避けるためにも、少しグリップの強いマットがおすすめです。
ネット上に様々な値段のマットが販売されていますが、ピラティスにとても大事なマットは、実際に触ることのできるスポーツ専門店にて購入することをお勧めします。

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ピラティスで使われる道具

ピラティスにはマット以外にも使う道具や器具があります。まずは手に入れやすい、そして初心者におすすめの 道具について説明します。

3-1バランスボール

バランスボールは、スポーツ用品店でも簡単に買うことができる道具で,体幹を鍛えるために使用します。初心者は大きめのバランスボール、そして慣れてきたら、小さめのピラティスボールやミニボールを使用すると良いでしょう。
身体をサポートしてくれるため、初心者の方はもちろん高齢の方でも比較的楽にエクササイズをすることが可能です。

3-2ピラティスチューブ

ピラティスチューブは、ゴムのチューブですが、エクササイズに負荷をかけるときに使用します。重りやダンベルの代わりになるもので、ただ歩くだけでもこのチューブを足にかけることで負荷がかかるようになります。小さな道具なので場所も取りません。

3-3ストレッチポール

ストレッチポールまたはフォームローラーは、血行を促進しつつ栄養素を筋肉に届けてくれ、さらに準備運動やエクササイズ後のストレッチやセルフマッサージにも使える優れものです。

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ピラティスに使われる器具

ピラティスには、マット上で行うマットピラティス、そして専用器具を使ったマシンピラティスの2種類があるとお伝えしましたが、ここからは、この専用器具の種類を説明します。

4-1リフォーマー

リフォーマーは、ベッドのような器具に、チューブやペダルのような器具がついたもので、約500種類のエクササイズをすることができます。リフォーマーの下にはスプリングがついているので、エクササイズする人に合わせて負荷を変更することが可能です。
そのため、目的、年齢、レベルなどによって様々なエクササイズができるようになっています。

4-2フレックスバレルまたはスパインコレクター

フレックスバレルまたはスパインコレクターは、山のようになった器具で、その名の通り背骨を修正するという意味があります。背中のしなやかさや股関節周りの筋肉を調整してくれる器具です。
山の部分の曲線を使うことで、猫背になりやすい背骨を自然な形へと戻し、若さ溢れる背中を作り出してくれます。ピラティススクールだけでなく、家庭用に軽いものも販売されています。

4-3ペディブルまたはペディポール

ペディブルまたはペディポールは、長いポールに2つのリングが付いた専用器具で、特に立っている状態でのバランス、そして腹筋を鍛えてくれます。背骨をポールに合わせて使用するため、脊柱を意識しながらエクササイズすることができます。
また、ストレッチにも使用できますし、バレエのクリエなども、こちらのペディブルを使ってバランスを取りながら練習するダンサーもいるようです。

4-4ワンダチェア

ワンダチェアは、椅子を改造して作られた専用器具です。リフォーマーと同様、スプリングがついているので負荷を変更することが可能です。他の専用器具に比べて、支持面責が少ないため、不安定の中エクササイズすることになります。
つまり、バランスをコントロールしながら動きをつけるため、 どちらかというと初心者というより中級上級者用の専用器具だということです。バランスを取りながら上半身と下半身の筋力を強化することのできる器具です。

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ピラティスを始める時に必要な道具と効果のまとめ

ピラティスはマット1つで家の中でも始めることができる比較的シンプルなエクササイズですが、いろいろな道具や器具を使うことによって、効果をさらに高めることができるようになります。
まずは、一番大事な6mm以上の厚めのマットを用意しましょう。ネットでレビューを見て購入するより、実際にスポーツ店やエクササイズの専門店でマットを触ると、どれくらいグリップがあるかもわかります。
もちろんたくさんの種類がありますので、そこで専門店の店員と話し、どれがあなたにとってベストのマットか知ることが重要です。
ピラティス専門器具は聞いただけではマットより難しく感じるかもしれませんが、リフォーマーやキャデラックのような器具は、スプリングがついているおかげで体への負荷を減らすことができるので、実はマットより初心者向けともいえます。
また、すでにどこか痛めている場合は、間違ったエクササイズによってさらにその部分を痛めてしまう可能性も出てきます。一度、体験教室などで身体の痛みや問題点とともにインストラクターに相談して使う道具や器具を決めると、ピラティスの効果を最大限に引き出すことができるでしょう。

日本メディカル心理セラピー協会編集部
心理カウンセラーやカラーセラピーやカウンセリング、整体、リンパケアセラピスト、占い等多岐に渡る資格を認定する日本メディカル心理セラピー協会編集部が運営するコラムです。仕事やプライベートでも役立つ資格が取得できます。ライフスタイルに合わせて柔軟に学べる点が魅力です。
日本メディカル心理セラピー協会

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